水口細工復興研究会~水口細工~

●水口細工について教えて下さい

水口細工とは、東海道水口宿を中心に昭和40年代まで製造されていた細工物の総称です。これらは、山野に自生するクズ(葛)などの蔓を加工・精製したものを織ってつくられていました。 後継者がなく1970年代に水口細工は途絶えてしまい、幻となった水口細工ですが平成12年(2000)に水口中央公民館で開かれた練心教養大学で水口細工が取り上げられます。それを契機に地域の有志が復興を決意し、水口細工復興研究会が結成されました。材料がわからないところからスタートし、材料の加工法を確立するまでに10年ほどかかりました。細工技法についても類似の細工物を参考にしながら、試行錯誤が続きました。一度途絶えた水口細工。現在なおその復興に取り組む途上にあります。山野に自生する植物を加工し、材料の幅を揃え、細心の注意をして編み上げた作品は、ようやく先人の作品をしのぶ水準に届くようになりました。

 

●事業に参加しての感想をお聞かせ下さい

 来場者には水口細工に興味を持ってもらえるのか不安でしたが、当日は実際に水口細工の歴史に興味を持って聞いてもらえたり、商品を手に取ってもらって私たちの想いを感じていただけたと思います。

 

●今後、水口青年会議所に対してどのような事業を期待されますか

以前から水口青年会議所さんとは関わりがありましたが、今回も声をかけていただけて嬉しかったです。水口細工という一度は途絶えた伝統工芸品を復活させた想いは絶やさずに今後も活動していきたいと思っていますし、またこういった地域の方々と関わり合えるような事業をしていただければと期待しています。