所 信

 

公益社団法人 水口青年会議所 2021年度

理事長 芳田 真史

 

『強い者が生き残るのではなく、変化できる者が生き残る。』

 生物学的に、強いだけ、賢いだけの生物は滅び、時代に合わせ変化し、進化を遂げたものは絶滅していない。

時代の流れが短期間で大きく変化していく今、その流れに身を任せ、強く賢くなるだけでは次代のリーダーとして存在すべきJAYCEEではない。積み上げてきたものを簡単に奪われてしまうことを知った我々には、乗り越えるべき壁に対し、起こすべき変化を臆するのではなく積極的で前向きな姿で未来を見据え、次代を築く力を身に纏うことが必要であると考える。我々は明るい豊かな社会の実現というあまりにも壮大な理念に対して具体的で効果的な政策を立案し、社会を動かす運動ができているのであろうか。我々の一つひとつの活動や運動がこの社会にどのような影響を与えているのかを感じ、その期待感を自身の喜びに繋げるべきである。

 水口青年会議所がこのまちの起爆剤であり続けるために、地域の未来を創造する使命をこの組織の大きな歓喜に置き換え、時代の変化に適応できる人材を超越し、新時代を築くことのできる革命児へと覚醒しようじゃないか。

 

【故きを温ねて新しきを知る】

 我々が進化を遂げるために、この水口青年会議所の変化点を「今」と捉え、組織を円滑に機能させるために再度自身の組織を見直し、熟知する必要がある。さらに、揺るぎない自信をもって躊躇なく新しきことへの挑戦をするための舞台を用意することが求められる。議論の先で我々の演出は高められているか、議論を通じて組織の一体感を構築できているか、生産性の無い議論の先には何も生まれない。質の高い議論は演出の効果を高め、信用の高い組織となり、社会に対し効果的な運動を行えると考える。

 一人ひとりが自身の言葉と行動に責任を持つことで組織が前進していく姿を自身の喜びに繋げよう。

 

【先導者遺伝子の覚醒】

 地域経済が衰退し、新しいスタートを切るべき「今」、困難に臆することなく果敢に変化させることのできる真のリーダーの存在が必要とされている。我々は在籍年数の短期化という課題を抱える中、将来を見据え短期間で(公社)水口青年会議所の活動を喜びに変換できるメンバーに覚醒させる必要がある。その姿は他を惹きつけ会員の拡大という成果を必ず成し遂げる。喜びを身に纏うメンバーが表舞台に立ち、未来を見据え他に刺激を与えることで真に自立し行動できる人材になる。我々は先人たちに信頼され、青年層から憧れる存在であるべきである。

 その止めることのできない覚醒を喜びに繋げよう。

 

【最高の媒体で、バズらせろ。自己満足からの脱却】

 我々の持ちうる情報や存在の価値は他において有益であり、素晴らしい行動をしていたとしても、自己の満足を補うものだけであればこの組織の価値が埋もれてしまう。昨今の多種多様な情報や価値観の中、我々の強みの分析、市場の動向を考慮し、集中的で効果的な発信をしていくのは「今」ではないだろうか。組織の存在意義や何を目的に運動を展開しているのかを、行動発信によって発信することは必ず必要なことであるが、さらに、メンバーそれぞれが広報媒体となる仕組みを構築し利用する必要がある。この組織の素晴らしい広報媒体は、青年層である人材に魅力的に訴えかけ、爆発的に全世代に拡散を促すと考える。組織の同志たちを深く知ることで、互いに必要不可欠な関係性を築き、感謝と引き継ぎを機に同志は自らを成す一部へと導かれていく。

 そんな同志と共に、我々の市場であるこのまちに喜びを拡散させよう。

 

【新たな活気と驚きを】

 価値観や、大切にしてきたものごとを一瞬で失うという喪失感の中、我々は運動の中で明るい豊かな社会の実現という壮大な理念に対して、「今」達成すべき目標を失ってはいけない。漠然とした主題を持ち、少しの考え方の違いで多極化してしまうようなこの世の中で、誰が新時代を築く担いを持つべきであろうか。まずは焦点であるこのまちを構成する人にあらゆる価値観で着目し、喜びを発見すべきであり、このまちに根差す運動の中で蓄積してきたこの組織の行動力を見せつけ、期待感をあおり、高揚感を得る必要がある。そして、他団体との共生の中で主導となり、我々にしかない行動力と、感性で、我々にしかできないまちづくり運動を展開する必要がある。今こそこのまちの更なる信頼を獲得し、次なる期待感を預からなければならない。

 静寂化したこのまちに新たな活気と驚きで新たな喜びを生み出そう。

 

【飛躍するための器のでかさ】

 昨今の技術の進歩と情報革新により日々日常が変化する情勢に加え、未曽有の事態を経験した中でも現在のビジョンは我々を包み込み、他ならない指針であると考える。この先の5年という切り取りをした中で「今」遠い先のまちの未来を我々はどう迎え入れるべきか。ビジョンとはこれから歩んでいく主導者の指針が収まる大きな器であり、如何なる現実が訪れたとしても我々にしか成すことのできない変化の幅に適応し、我々が起こし続ける革新的な進化が脱線することのない器のでかい指針であるかを検証し、次なる行動に移すべきである。

 実現したい未来に喜びを描こう。

 

【結び】

 青年会議所とは明るい豊かな社会の実現という壮大な理念のもと、我々に重要課題という大きな壁を与えてくれる唯一無二の存在であると考えるが、乗り越えられない壁はその人間には与えられない、乗り越えたいと願う壁は自らの変化によって必ず打破できるとも考える。

 私は青年会議所に入会し、与えられた重要課題に対して、単に無我夢中に乗り越えてきただけではない。そこに挑む価値があり、そこに挑み、変化することが自らの喜びとなり、乗り越えた先の歓喜を感じることができたから可能にした。そして、歓喜を共有する周囲の同志たちは自らを形成する一部と化し、多くの仲間は自らと共に変化を遂げ、自らも同志を成す一部と化した。そんな仲間との出会いは、必ず我々青年会議所活動の先の成果として現れ、自らの指標となるべきである。

 先を見据える力とは後ろ向きで否定的な視点で養えるものではない。歓喜を求め、前向きに肯定的に捉え、変化し続けることこそがその力を養う。未来を見据える力を身に纏った我々が、新しい甲賀湖南構築への依頼を受け入れようではないか。

 

 

基本方針

・変化に対応でき、変化を起こすことのできる組織の舞台づくり

・喜び、喜びを与えることのできるリーダーの創造

・最高の広報媒体による魅力的な広報活動の実施

・活気と驚きを生み出すまちづくり運動の実施

・新たな5年先を見据えたビジョンの検証

・活動の成果を挙げ、魅力的な人材になることでの会員拡大活動

・必要不可欠な関係性の構築

・価値感の幅を拡げる各種大会への積極的な参加

・一体感を感じ、喜びを共有できる各種会議の実施

・最大限に活動するための柔軟な組織運営